はじめに

WordPressはFull Site Editting(FSE)という概念を目指して、機能を進化させています。FSEとはブロックエディターでコンテンツのすべてを編集出来るようにしようという概念です。7/21(日本時間)にリリーされたWordPress 5.8もこのFSEの概念にのっとった機能がリリースされました。本稿では、主要な追加機能について解説します。

WordPress 5.8のコードネームは『Tatum』という名前がついています。これは、アメリカのジャスピアニストArt Tatumにちなんでつけられたそうです。Art Tatumは演奏技術を追求したということで、このWordPress5.8も技術を駆使したということでこのコードネームのようです。軽快なArt Tatumの演奏をYouTubeで聴きながら、このブログも書いていくことにします。

主な新機能の概要

WordPress5.8の内容についての公式の情報は、WaorPressの管理画面の左上のWordPressのロゴをクリックすると、現在利用しているバージョンの最新情報が見れます。WordPress5.8にアップグレードしていない方は、以下のリンクにアクセスして内容を確認してください。

WordPress 5.8 Tatum | WordPress.org 日本語

ウィジットの機能強化(ブロックを使ったウィジェット管理)

  • ウィジットがブロックエディタで編集できるようになりました。この機能により、従来ウィジットに表示できるものが限定されていましたが、ブロックエディタで利用できるブロックが使えるようになります。
  • この機能により、例えばウィジットにオーバレイの画像を表示して、宣伝を表示したりでき、ウィジットの利用方法が広がります。
  • ウィジットの設定がブロックエディタで行えるということは、ページの編集と同じこととなり、ウィジットが必要なのかという疑問が出てきます。従来ウィジットとは便利機能的な意味を持っていましたが、これからは、ページとは独立で、指定したところに表示できる、便利機能群という感じで利用することになるのではないでしょうか。
  • 例えば、共通の便利機能群をすべてのページに表示したい場合は、ウィジットを利用します。 特定のページのみに表示する場合は、ブロックエディタでパターンとして作成しておき、必要なページに張り付けるといった使い方になります。機能進化に伴って利用方法も創造していきましょう。

クエリ―ループブロック機能(新しいブロックとパターンで投稿を表示)

  • クエリーループブロックは、投稿ページ、固定ページ、カスタム投稿ページなどコンテンツをいろいろな条件で表示する機能です。表示方法もパターンを利用していろいろ設定できるようになっています。
  • この機能をうまく使うことで、ランディングページに閲覧者へ最初に見てほしいコンテンツ(ページ)の概略を表示できますので、ランディングページを作成するのに便利な機能です。
  • この機能をうまく使うには、表示するページの作成に、留意するポイントがあります。イメージのあったアイキャッチ画像と、本文の最初にはわかりやすい要約を記載することです。閲覧者をそのページに招待できるか、この留意点の成否にかかっています。

投稿ページにもテンプレート機能を追加(投稿テンプレートの編集)

  • 投稿ページにテンプレート機能を追加されました。この機能で投稿ページを作るイメージでテンプレートが作成できます。ただし、テンプレート機能は通常利用でません。この機能に参加したテーマを利用することでこの機能が利用できます。
  • この機能の利用できるテーマは、どこかに公表されると思いますが、『Blockbase』というテーマで利用できます。ただしこのテーマを導入するには『Gutenberg』というプラグインを導入する必要があります。
  • この機能についてはテンプレートの機能も含め別途紹介させていただきます。

ページのリスト表示機能(ページ構造の概要)

  • 従来あった、ページの『アウトライン表示』を『リスト表示』という名前に変更となり、左側の表示欄に、ページのブロック構造のリストが表示されるようになりました。
  • これにより、ページのブロック構造の概要が理解できます。複雑なページを作る場合は、便利な機能となります。

おすすめパターン提案機能(ブロック用おすすめパターン)

  • ブロックを選択して編集するときに、利用できそうなパターンを表示してくれる機能です。現在はクエリブロックとソーシャルアイコンブロックのみの適用ですが、将来、パターンが増えてくるといろいろなブロックに適用されます。
  • ページ作成は、今後パターンを多用する方向になっていくと思われます。パターンが充実するに従い、理想に近いページが、簡単に作成できるようになります。

デュオトーンフィルター機能(画像にスタイルや色を追)

  • 画像を白黒など二色で脚色できる機能です。この機能により、画像のイメージ編集を簡単にできるようになります。画像のイメージ変更に便利です。

主な新機能の使い方

以下の内容について紹介しています。

  • ウィジットの機能強化
  • クエリ―ループブロック機能
  • ページのリスト表示機能
  • おすすめパターン提案機能
  • デュオトーンフィルター機能

まとめ

  • WordPress5.8の新機能について紹介しました。( ウィジットの機能強化クエリ―ループブロック機能ページのリスト表示機能おすすめパターン提案機能デュオトーンフィルター機能
  • WordPressはFull Site Editting(FSE)という概念で機能強化されており、プログラミングをすることなくブロックエディタ機能で見栄えの良いページが作成できるようになっています。そのため、ブロックエディタを含め、WordPressの利用技術、利用ノウハウを高めることが、よりよいホームページを作成することへの近道になると思います。
  • Sanageyama.comでは、ITの知識がない方がWordPressを用いてよりよいホームページを作れるよう、情報発信していきます。

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