これから皆さんが、WEBサイトを作るにあたり、WEBサイトを概念的に理解しておくため、もう少しWEBサイトとWordPressのお話をさせていただきますので、お付き合いください。

WEBサイトで何ができるの?

インターネット世界の広がり
  1. インターネットの登場
    • 昭和世代はインターネットが登場する以前の世界を知っています。その時代の情報はテレビ、ラジオ、本などの紙、電話、FAXなどで流れていました。
    • 1990年代にインターネットが登場して情報の流れは大きく変わり、いまや、あらゆる情報がインターネット上にあふれています。情報は、テキストから画像、今や動画へ、さらに人が発信するだけでなく、あらゆる”もの”から発信される情報も加わり加速度的に膨らんでいます。
    • このインターネットの世界では、だれもが情報発信したり、ビジネス、ゲーム、趣味、仲間づくりなどのいろいろな活動が行える世界となりました。
  2. 自分の世界が広げられる
    • 誰もがインターネットにアクセスしていろいろな活動が可能となっています。その活動の範囲はもっともっと広がっていくでしょう。
    • このインターネットの世界は国境がありません。空間的な制限もありません、時間の制限もありません。そんな空間でいろいろな活動ができる”巨大世界”の出現です。
    • この”巨大世界”で、自分の好きな活動をしていく。人生百年時代になった今、昭和世代もこの世界で新たな活動を始めるべきと思います。
  3. 巨大世界”に自分のお家を建てる
    • 現在、われわれがこの”巨大世界”でできる活動は、他人が作ったWEBサイトや仕組みを利用しているため、活動が大変限られています。
    • 自分のストーリーに合わせた自由な活動ができるお家、つまりあなた専用のWEBサイトをこの”巨大世界”に建築しませんか?(ちなみに、このsanageyama.comのWEBサイトはレンタルサーバ代(約1万円/年)で構築しています。)
    • WordPressの登場でそれが現実に近づいたとSanageyamaは確信しています。WordPressを利用すればITの知識もいらず、お金もあまりかけずに自分専用のWEBサイトが実現できます。

WordPressで何ができるの?

  1. WEBサイトを容易に作れる
    • WordPressはWEBサイトを作るための無償のソフトウェアです。WEBサイトを作るにはWordPressとWEBサーバー環境が必要となります。しかし、WEBサーバ環境はレンタルサーバを利用すると、すでに準備されているものが多くあります。そのため、皆さんはWordPressの設定だけでWEBサイトが作れます。
    • WordPressはテーマというソフトを組み込むことでいろいろなデザインが実現できます。着せ替え人形の服の様なものがテーマです。テーマは無償のものから有償のものまで数千の種類があります。
    • 自分のストーリーに合わせるためには、WEBサイトにいろいろな機能が必要となりますが、WordPressではプラグインという外部ソフトウェアで簡単に機能が追加できます。このプラグインも数千種類が準備されています。
  2. コンテンツを簡単に作る
    • WordPressはもともとブログ専用のシステムで、コンテンツを作成するここを重視したシステムでした。WordPressの開発理念は、簡単に良質なコンテンツを作ることを最優先にしています。
    • 利用者は、特にITの専門知識がなくても、すぐにWEBサイトを構築し、コンテンツ作成に専念してもらうことを目指しています。
    • WEBサイトで最も大事なのは、サイトのデザインや機能の良し悪しではなく、コンテンツの良し悪しなのです。昭和世代は多くの知見を持っており、良質なコンテンツを提供できます。
  3. ニーズに合わせ拡張できる
    • WordPressは特殊なカスタマイズをしなければ、テーマの変更やプラグインの追加をコンテンツを残したまま実施できます。小さくスタートして成長させることができます。
    • 実現したいストーリーがどんどん進化し、”巨大世界”での活動が広がったら、それに合わせてテーマとプラグインを変えていけます。
    • サーバーやドメインを持っていれば、新たなWEBサイトの追加や引っ越しも簡単です。活動に応じて複数のサイトを持つことも問題ありません。WordPressは何個持っても費用は発生しません。
WordPressのシステム配置

WEBサイトをどうやって作るの?

  1. 目的とストーリー
    • WEBサイトはかなり簡単に構築できるようになりましたが、最も重要なのは、あなたが何をしたいか?ということです。つまり、あなたの目的が最も重要です。そして、その目的を実現するストーリーが必要です。
    • ストーリーはインターネットの世界に準拠している必要があります。例えば、”おいしい料理が食べる”という目的があるとします。インターネットの世界では、現在料理は作れません。(将来作れるかもしれませんが?)しかし、おいしい料理の作り方の情報はあふれています。つまり、ストーリーは情報にフォーカスする必要があります。おいしい料理の情報を入手することで目的に近づくことができます。
    • つまり、WEBサイトで必ずしも目的達成できるとは限りません。しかし、目的達成に近づくストーリーを実現できます。つまり、WEBサイト作成には、このストーリーが大変重要となります。
    • このブログではSanageyamaが想定した目的とストーリーからWEBサイトを立ち上げますので参考にしてください。
    • ストーリーが決まると、WEBサイトに必要な機能、デザイン、サイト構成が決められます。このプロセスをシステム開発用語では”要件定義”プロセスといいます。システム開発の失敗のほとんどが、この”要件定義”のあいまいさに起因していますので、しっかり決めておく必要があります。
  2. WEBサーバ環境の準備とストーリーに合わせてカスタマイズ
    • 先ほどWEBサーバ環境はレンタルサーバに含まれているとお話ししました。WEBサーバ環境の準備はレンタルサーバを準備することで実現します。その前にWEBサイトの住所であるドメインの取得も必要となります。
    • 準備したWEBサーバ環境の上で要件定義で決めた内容に沿ってテーマとプラグインを決めてWordPressをカスタマイズします。しかし、テーマとプラグインの選定が大きなハードルです。インターネットにはいろいろ情報がありますが、必ずしもわかりやす情報ばかりとは言えません。このブログでは無償のテーマで、なるべく多く使われているテーマやプラグインを選んでいきます。
    • 実際にできたWEBサイトが要件定義プロセスで決めた機能をすべて実現できるとは限りません。実現できない機能の要否や代替案などを検討しながら、あなたのストーリーが実現できるWEBサイトに近づけます。あなたのストーリーと実際のWEBサイトの妥協点を柔軟に決めることが、”巨大世界”へのデビューへの第一歩です。
  3. 大事なのはコンテンツ
    • WEBサイトができたら、どんどんコンテンツを作ることです。最初は、難しいかもしれませんが、慣れてくると、どんどん高度なコンテンツができるようになります。テキスト→画像→動画+音声とコンテンツの素材も情報量も進化していきます。良質なコンテンツを作ることが大変重要です。
    • コンテンツにより、新たな出会いや新たな価値が創造されてきます。様々なコンテンツが活性化していき、さらに新たなコンテンツへと進化していきます。
    • 昭和世代が持っている多くの知見が高度なコンテンツとなって”巨大世界”の中で広がっていきます。これは、人類の宝になります。
WEBサイト作成の流れ

まとめ

  1. インターネットの登場により、国境もなく自由にやり取りができる新たな”巨大世界”が出現しました。
  2. この”巨大世界”でビジネス、趣味、情報発信など自由に活動するためには、自分専用のWEBサイトを作ることが必要です。
  3. WordPressの登場により、あまり費用をかけず、必要な機能を持った自分専用のWEBサイトを構築できるようになりました。
  4. 目的とストーリーを決め、レンタルサーバーを準備してWordPressを設定すれば実現できます。

本講座では極力簡単に説明していきますが、それでも、わかりにくい点やご意見があれば、記事下のコメント欄、もしくはContactメールでお知らせください。皆さんと一緒にこのコンテンツを作っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)