はじめに
ホームページには、プライバシーポリシーというページがあり、何やら小難しい内容が書かれています。内容は、あまり理解できませんが、何か法律的な内容で、記載が義務付けられているのではと感じている方も多いと思います。今回は皆さんがホームページを作成する際にプライバシーポリシーが必要なのか、必要ならどのように作るのかを簡単に解説します。
プライバシーポリシーの必要性
- 個人情報保護法(3年ごとに改正)に基づき、個人情報を扱う事業者(個人事業者も含む)や団体は、個人情報の取り扱いを公表する義務があるため、プライバシーポリシーで公表しています。
- WordPressを利用したホームページでは自動的に、Cookieを利用しています。Cookieの情報は個人情報とみなされますので、個人ビジネス、小ビジネス、サークルなどのホームページはプライバシーポリシーを作成しましょう。
- 海外のお客様を相手にする場合は、海外の個人情報保護関連の法律があります。これらは小規模事業者は、対象ではありませんが、法律は改正されていきますので注意しておく必要があります。
- 欧州 GDPR(EU一般データ保護規則:General Data Protection Regulation)
- 米国 CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法:California Consumer Privacy Act)
プライバシーポリシーの内容
- プライバシーポリシーは、取り扱うする個人情報とその使い方を具体的に記載するというのが基本ですが、記載項目はほぼ一般化していますのでその項目に則して記載しましょう。
- 個人ビジネスでのホームページで利用するプライバシーポリシーの一般的な記載項目を以下に記載します。
- 取得する個人情報
- 利用目的
- 個人情報の管理
- 第三者提供
- 共同利用
- 個人情報の開示・追加・利用停止
- Cookieの利用について
- 免責事項
- お問合せ先
- 上記項目が一般的な内容ですので、必要に応じて合わせたり、新たな項目を追加していきます。
プライバシーポリシーの作り方
- プライバシーポリシーは法的な内容ですので、ゼロから書いていくのは難しいのでひながたを利用します。ひながたは『プライバシーポリシー ひながた』で検索するといろいろなひながたが出てきますので自分の条件に近いひながたを利用して作成します。
- 自分のホームページに類似したホームページのプライバシーポリシーを参考にして作成する方法もあります。ブログベースのビジネスであればSanageyama.comのプライバシーポリシーを参考にしてください。
- WordPressの管理画面の設定メニューの中にプライバシーポリシーというメニューがありそこからプライバシーポリシーを編集・作成できます。
まとめ
- 本稿では以下の内容について説明しました。
- ホームページを作成する際にプライバシーポリシーの必要性について説明しました。
- 個人ビジネス用ホームページのプライバシーポリシーの記載項目について説明しました。
- プライバシーポリシーの具体的な作成方法を説明しました。
- プライバシーポリシーは作成するのが目的ではなく、記載した内容を守ることが基本です。記載内容をしっかり理解し、個人情報の取り扱いはポリシー通りに行うようにしましょう。
- ネットの拡大に伴い個人情報保護法など法律も常に改正されています。プライバシーポリシーも常に最新の法規に基づくようにメンテナンスするようにしましょう。
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