はじめに

  1. プラグイン利用の注意事項
    • WordPressの利用では、プラグインによる機能追加は必須です。しかし、プラグインにより、ホームページに不具合が発生することもあります。一般のユーザーは、プラグインの内部プログラムまで確認することはできません。そこで、プラグイン導入後は、サイトの機能が正しく動作するかを確認するようにしましょう。
    • プラグインを導入する際は、事前に必ずバックアップを取りましょう。重大な不具合が発生した場合、元の環境に戻せるようにしましょう。
    • プラグインが正しく動作しない場合は、無効化して利用を中断し、動作の不具合を開発元に連絡するようにします。そうすることで不具合の解決とプラグインの品質向上につながります。
  2. 『Essential Real Estate(ERE)』
    • EREは本格的な不動産業用のホームページが作成できるプラグインで、機能も大変豊富です。
    • EREでは物件の管理、担当者の管理、決済管理などの機能があります。ドキュメントも準備されています。
    • 本稿では一般の閲覧者が物件を検索できて、お問い合わせができる不動産業用ホームページの作成方法を解説します。

EREの概要

  1. 機能
    • 複数の不動産屋さんで利用するホームページを作成する機能
      • 利用者(不動屋さん)が利用する管理画面機能(登録画面、プロフィール管理、不動産管理など)
      • ホームページの管理者が利用する管理画面(利用者管理、不動産管理など)
    • 単独の不動屋さんが利用するホームページを作成する機能
      • 不動産管理、セールス担当者管理など
    • 請求業務の機能
  2. 開発元
    • G5Theme社(envoto marketの会員)で開発(ベトナム) 多くのテーマやプラグインを開発を行っている。
  3. 特徴
    • 不動産業のどのようなホームページも達成できるように機能が豊富
    • 評価も4つ星で利用実績も多くあります。(9,000以上のサイト)

EREの利用手順

一般の閲覧者が物件の検索ができて、お問合せができる機能

EREを利用するにあたり、EREの検索パターンに合うように物件リストを準備します。また、物件の画像や動画を準備します。

  1. EREの設定
    • EREのインストールと有効化
    • セットアップページ
      • 国、位置フィルターオン、言語、単位を坪
      • 価格フォーマット
      • ご近所情報を表示しない。(Google Map APIキーが必要なため)
      • 検索はタイプ、ステータス、地域以外はチェックを外す。
  2. 物件設定
    • 物件タイプ(一戸建て、マンション、土地)
    • 物件ステータス(新築、中古、賃貸)
    • 物件機能(1K、1DK、2K、2DK、2LDK、3LDK、4LDK、5LDK)
    • 物件ラベル(新着、販売中、商談中、商談成立)
    • 都道府県(愛知県)
    • 都市/町(さなげ山市)
    • 地域(南部、北部)
  3. 物件新規追加
    • 必要事項を入力
    • Google Mapの地図情報のHTMLを張り付ける
  4. メニューの設定
    • メニューは固定ページの詳細検索、物件タイプで一戸建て、マンション、土地を作成する。
【WordPress応用講座】『Essential Real Estate』の使い方(1)
【WordPress応用講座】『Essential Real Estate』の使い方(2)

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