【ビジネスサイトの機能と内容】
はじめに
- ビジネスサイト(ビジネス用ホームページ)は、ビジネスのブランドを高めたり、新しい市場を開いたり、ビジネスを効率化します。
- 外注でビジネスサイトを構築する場合、高いコストがかかりますので、個人ビジネスでは、コストは極力抑えたいため、ビジネスサイトの自作に挑戦する方も多いと思います。この場合は、ホームページが簡単につくれるWixやアメーバブログのようなASP(Application Service Provider)を利用したり、オープンソース(無償で利用できるホームページ構築用のソフト)を利用して構築します。
- オープンソースのWordPressを利用すると、ITの知識がなくても高品質で高機能なビジネスサイトが自作できます。このブログシリーズでは、ビジネスサイトの自作方法を解説していきます。
- 第二回目は、ビジネスサイトが必要とする機能と内容について解説します。
ビジネスサイトの機能
- ビジネスサイトの目的である、集客の向上、情報発信、ビジネス活動の効率化が実現できる機能が必要となります。
- 基本的な機能を以下の表に示します。これらの機能は、WordPressの標準機能で実現できるものもあります。また、プラグインにより機能追加で実現するものもあります。
目的 | 機能 | 内 容 |
---|---|---|
集客 | SEO (Search Engine Optimization) | Googleの検索に上位にする機能 |
SNS連携 | FacebookなどSNSと連携できる機能 | |
スマホのレスポンス向上 | OGP(Open Graph Protcol )、AMP(Accelerated Mobile Pages)などの機能 | |
CTA(Call To Action)・バナー | 閲覧者を重要ページに導く機能 | |
コンタクトメール | 閲覧者が定型フォームでメールを送信できる機能 | |
情報発信 | Blog編集管理 | 色々な形式のBlogが編集・管理ができる機能 |
プレゼン機能 | スライド、アニメーションなど、わかりやすくプレゼンができる機能 | |
動画・画像・音声利用 | 動画、音声などが表示できる機能 | |
メルマガ | 定期的にBlogの内容などをメールマガジンで指定した顧客へ送る機能 | |
ビジネス支援 | ビジネス機能 | 販売・予約・商品管理・顧客管理などビジネス業務が行える機能 |
機能管理 | 機能の追加・停止などの管理ができる機能 | |
運用支援 | バックアップ | サイトのバックアップを自動的に取れる機能 |
セキュリティ | 不正ログイン、不正アクセスなどを防止する機能 |
- ビジネスサイトを自作する場合、機能は段階的に追加していきます。機能の優先順位と難易度を考慮して決めていきます。例えば、第一段階はWordPressの標準機能で実現できる機能から始めます。 この段階でブランドの確立と情報発信は実現できます。
- 第二段階では集客力を向上させる機能を追加していきます。必要なプラグインを導入することで実現できます。ただし、機能を付けたら集客できるわけではありません、あくまでも、ページの内容、つまりコンテンツやサービス(商品)の良し悪しが重要になります。
- 第三段階でビジネス活動の支援を行います。 この場合は、どのような活動をサイトで実施するか検討します。販売、予約、アンケートなど、ビジネス活動の内容を決めて、プラグインで機能を追加します。
ビジネスサイトのページ構成
- WEBサイトは、ページの集合体で、ページに構成(親子関係)を持っています。左図に、単純なビジネスサイトのページ構成例を示します。
- プロフィール、お知らせ、コンタクト、プライバシーポリシー、アクセスは必須ページで、2層に持ってくるのが一般的です。ページの内容もパターン化されていますのでパターンに準じて作成します。
- トップページ、サービス(商品)について、サービス1,2,3、および事例が、ビジネスサイトとしては、独自部分となります。閲覧者が見る順番を考慮して、内容と構成を決めます。
- 各ページには検索キーワードを考慮して、正しく、キーワードを含んだ内容にしていきます。例えば、サービスを受ける顧客が、近所である必要がある場合は、住所や市町村名、最寄駅名をトップページに記載することで、Googleの検索順位が上がります。
- ページ構成もサイトの改善とともに追加・変更となっていきますので、常にページ構成図を更新しましょう。次の改善の検討資料として利用します。
ビジネスサイトのページレイアウト
- ページのレイアウトを示したものをページレイアウトといいます。ページレイアウトは、ヘッダー、コンテンツ、フッタを基本レイアウトとしてコンテンツを何列で表示するかを決めます。(最近はスマホで閲覧することが多くなっているので1列(1カラム)が多くなっています。)右図にページレイアウト例を示します。
- ページレイアウトは、最初はラフに作ります。ページの作成方法になれてきたら、レイアウトの精度を上げていきます。WordPressの操作に慣れてくると複雑なレイアウトが作成できるようになります。
- 初期のレイアウトは、レイアウトよりコンテンツの内容を明記することをお勧めします。まずは、発信したい内容が漏れなくできているかを優先します。下の表にページの記載内容のサンプルを示します。
ページ | 内 容 |
---|---|
トップページ | 閲覧者が最初に見るページなので、ビジネスの概要やアピールポイントがわかりやすく記載されている。 Googleで検索するキーワードを含んでいること。 |
サービス(商品)について | 顧客に提供するサービス(商品)の概要がわかりやすく記載されている。 |
サービス(商品)1,2,3 | サービス(商品)の詳細内容で、特徴、コスト、優位性がわかりやすく記載されている。 |
プロフィール | サービスを提供する事業体の情報が記載されている。(団体名、代表者、住所、資格など) |
お知らせ一覧/お知らせ | 団体から顧客へのお知らせ事項を記載する。 |
事例一覧/事例 | 顧客への重要な情報として、サービス事例があると、大変参考になります。具体的に書くことが大事です。 |
コンタクト | 顧客が定型フォームでメールによりコンタクト撮れるようにする。 |
プライバシーポリシー | 一般的なプライバシーポリシーのひな型をビジネスの内容に合わせて記載する。 |
アクセス | オフィスなどの情報をGoogle Mapで表示する。 |
ビジネスサイトの投資対効果
- ビジネスサイトを自作する場合でも、時間やレンタルサーバ費用などのコストが発生します。時間を費用に換算する場合は、例えば、地域の最低賃金で計算しておきます。そのため、ビジネスサイトの自作も投資の一種となります。
- 投資には失敗するリスクがありますので、投資対効果を明確にして、投資上限額を決めておく必要があります。
- 投資の上限額を決めることで無駄な費用を抑える、失敗した場合の損金を抑えられる、運用後の効果が投資に見合っているか確認できる、などのメリットがあります。
- 投資上限額の算出例を左図に示します。算出のポイントは、ビジネスサイトの効果を数値化することです。左図の場合ではビジネスサイトを自作することで月間の利益を10千円増加することを効果としています。
低コストでビジネスサイトを構築・運用
- ビジネスサイトはメリットがありますが、外部委託すると構築と運用費用は大きなコストが必要です。
- 独自のビジネスサイトを低コストで構築するためにはASP(Application Service Provider)、または、オープンソースで自作するしかありません。
- ASPは制約が多いので、本格的なビジネスサイトを作るにはオープンソースで自作することが推奨です。
- 最近ではWordPressを利用することで、ITの知識がない方でも、本格的なビジネスサイトの構築と運用が可能となっています。
- WordPressでビジネスサイトを自作する場合、段階的に機能強化していきます。ブログ作成することでWordPressの利用技術が向上して、継続的にビジネスサイトの機能強化が可能となります。
- WordPressでビジネスサイトを自作する方法は、自力でレンタルサーバを契約し、WordPressの利用方法をネットなどで情報を集めて行います。
- さなげ山ドットコムでは、レンタルサーバの提供も含め、ビジネスサイトの自作を支援するサービスを提供していますのでご利用ください。
まとめ
- ビジネスサイトでは、サイトの目的である、集客の向上、情報発信、ビジネス活動の効率化が実現できる機能が必要となります。ビジネスサイトを自作する場合は、すべての機能を、一回で開発するのではなく、段階的に機能を追加していくようにします。
- ページ構成は、トップページ、サービス(商品)について、サービス1,2,3、および、事例が、サイトとしては独自部分となります。閲覧者が見る順番を考慮して、内容と構成を決めます。
- ページレイアウトは、最初ラフに作ります。サイトの作成方法になれてきたら、レイアウトの精度を上げていきます。WordPressの操作に慣れてくると複雑なレイアウトが作成できるようになります。
- WordPressでビジネスサイトを自作する場合、ITの知識がなくても段階的に機能強化していけます。ブログ作成することで利用技術が向上して、継続的にビジネスサイトの機能強化が可能となります。
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オープンソースであるWordPressを利用して構築しますので設定と初期ページの作成だけです。ITの知識は不要でWordPressの操作方法を覚えるだけで、簡単にビジネスサイトが構築できます。
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かかるコストはWordPressとプラグインのトレーニング費用とサーバ環境のレンタル費用だけですので、低コストで本格的なビジネスサイトが構築できます。
5,000円(トレーニング) + 1.080円(月額)
確実に
ビジネスサイトのひながたベースにトレーニングを受けながら構築しますので、確実にビジネスサイトが立ち上がります。
立ち上げ後もトラブル対応の支援がありますので、確実にビジネスサイトが運用できます。
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