インターネットが作る新しい世界

インターネットの出現

インターネットの出現
  • インターネットはアメリカ国防省の研究所が開発した、コンピュータ間で行うデータ通信が、始まりでした。このデータ通信を大学や商用で利用してきて、利用者がどんどん増え、今日至りました。
  • 従来の電話、電信、衛星放送と違って、人間が介在せず、多様なデータを大量に送れるようなりました。さらに、利用は国境をまたいでグローバルで利用されるようになっています。
  • 技術の進歩により、データ通信量は飛躍的に大きくなり、今ではクラウドと呼ばれるインターネット網に300億以上の機器がつながって、いろいろなデータが流れているのです。つながる機器も、その数をますます増やしており、日々成長しています。

BtoBからCtoCに

BtoBからCtoC、さらにEverythingtoEverything
  • インターネットにより私たちの生活も大きく変化しています。最初は企業間が取引用のデータ通信に利用していました。この形態をBtoB、つまりビジネスtoビジネスの関係といいます。
  • パソコンの登場によって、個人でもインターネットにアクセスできるようになりました。これにより、企業のホームページから個人が直接取引ができるようになりました。これをBtoC、つまり、ビジネスtoカスタマー(顧客)といいます。
  • スマホの登場によって、個人間でもインターネトを通じて取引ができるようになっています。これをCtoC、つまりカスタマーtoカスタマーといいます。CtoCといわれると一対一のように感じてしまいますが、インターネットでは一対N、つまり、論理的には一対300億となるのです。つまり、CtoCの世界とは、我々がインターネットを通して、全世界の何億という人々に情報を発信できるということなのです。
  • そして、いまや、ありとあらゆるものがインターネットにつながろうとしています。

ネットは新たな活動であふれている

ネットの世界は自由で平等
  • インターネットの出現で我々は、世界中のだれとでもつながることが可能となりました。これにより、まったく新しい活動が可能になりました。ゲームや趣味は世界中の人と一緒にできます。ビジネスの市場も広がります。いろいろなことが簡単に学べるようになりました。
  • インターネットの世界はルールを守っていれば自由に活動ができ、チャンスも平等です。ただし、悪意のある人もいますので、必ずしも安全ではないので、セキュリティ対策は必須です。
    1. ルール面では、詐欺行為やデマの拡散には、利用してはいけません。個人情報保護法や特定商取引法などのルールを守るようにしましょう。
    2. セキュリティ面では、信頼できるセキュリティソフトで対策をします。
  • 私たちはスマホやパソコンでインターネットを利用して、いろいろ情報を入手できて自分の情報も発信できます。しかし、これらの活動は誰かが作ったアプリケーションやホームページを利用しているため、制限があります。ところが、自分のホームページを持つことで、まったく制限がなく、情報を自由に発信できたり、自由にビジネスができます。
  • インターネットの世界でホームページを持つということは、現実の世界で家を持つのと似ています。ホームページは誰でも訪問でき、おもてなしができます。ホームページで、商品やサービスの販売など、ビジネスも自由にできます。これらの活動を現実世界で行うには、大きなコストがかかりますが、インターネットの世界では低コストで実現できます。

ホームページとは?

ホームページの活用

ホームページの活用
  • ホームページでの具体的な活動は、例えば、自分の趣味に活用します。文筆が趣味の人は小説を発表します。 演劇をやる人は劇場を作ってみます。写真が好きな人はギャラリーを作ります。結婚式の想いでのアルバムを作ります。
  • サイドビジネスを考えている人は、得意の英語で英語教室を始めます。空き部屋で民泊を始めます。コンサルタントを始めることもできます。
  • サークル活動にも活用できます。 サークルのホームページには活動報告を掲載し、サポーターや入会者を募集します。
  • 今日では、個人のホームページは生活に合わせて、いろいろ活用できます。今後も、インターネットの進化とともに、さらに活用方法も広がっていきます。

ホームページとFacebook、Twitter、YouTobeと何が違うの?

ホームページとSNSの関係
  • ホームページとFaceBookではできることが重なりますが、ホームページのほうが自由度が高く、さらにいろいなことができます。
  • FaceBookなどのSNSは、アプリケーションに登録したユーザに限定されますが、ホームページは限定は自分で決められます。またSNSとも連携でき、情報をシェアできます。
  • SNSやYouTubeでは、データの利用方法が限定されますが、ホームページでは自分の都合に合わせて好きなデータを利用できます。それらのデータでビジネスを自由に行うこともできます。

いろいろなホームページ

ホームページの種類
  • ブログ用のホームページは、個人、または複数人が自分の持っている情報を発信するホームページです。テキストはもちろん、動画や音楽など、いろいろな情報が、ブログページとして編集できることが最重要です。このホームページは、ブログだけでなく、個人のギャラリーやニュースサイトなどにも利用できます。
  • ビジネス用ホームページは、ビジネスの内容をわかりやすく、アピールできることが最重要です。さらに、会社概要、メンバー紹介、アクセス方法、お知らせ、採用情報などが掲載されています。このホームページはビジネス、サークル、各種法人用のホームページに利用できます。
  • サロン用ホームページは、あるサービスを提供するホームページなので、サービス内容をアピールできることと時間単位で予約が受け付けられることが最重要です。このホームページは各種サロン、個人レッスン、コンサルタント、会議室予約などのホームページに利用できます。
  • レストラン用ホームページは、レストランのアピール、メニューの説明、時間単位でテーブル予約が受け付けられることが最重要です。このホームページはレストラン、会議室予約、いろいろなレンタル業などのホームページで利用できます。
  • ホテル用ホームページは、宿泊施設や観光のアピール、宿泊プランの説明、宿泊予約ができることが最重要です。このホームページはホテル、民宿、キャンプ場、ペンション、レンタル業などのホームページに利用できます。
  • ショッピング用ホームページは、ショップのアピール、商品の説明、ショッピングカート、決済ができることが最重要です。このホームページは小売り、ショッピングモールなどのホームページに利用できます。
  • 上記は典型的なホームページの形態ですが、これらを組み合わせたり、新たに機能を付けたりして、いろいろなホームページが作成できます。

いろいろなホームページ作成サービス

いろいろなホームページのサービス
  • BtoBやBtoCの時代は、ホームページが大変高価であったため、ホームページは企業しか持てませんでした。最近では、いろいろなホームページ作成のサービスが出てきて、ITの知識がなくても個人でホームページを持つことが可能になってきました。
  • ホームページを作るのに、いろいろなサービスがありますが、WordPressだけが、完全に個人所有のホームページを作成できます。つまり、家でいうと個人所有の一戸建て住宅が建てられます。それ以外の方法は借家であったり、間借りだったり、アパートだったりと完全に個人の所有物とはなりません。WordPress以外の方法では、何らかの制限がかかり、利用するための費用が発生します。
  • WordPressを利用すれば、ITの知識がなくてもPCが利用できれば、費用をかけずにホームページが自作できます。
    • WordPressの開発理念はすべての人のために、簡単にホームページが立ち上がることを目指しています。
    • WordPressは完全なオープンソフトで利用方法に関係なく、一切費用が掛かりません。
  • 【WordPress講座】では皆さんがホームページを自作するための情報を提供しています。無償セミナーとブログを参考にしていただければホームページが作成できるはずです。ブログでご不明点があればお問い合わせください。
  • どうしてもうまくいかない人であれば、Sanageyama.comでは有償で支援するサービスも提供しています。ホームページのひながたをベースに簡単で、確実に、低コストでホームページを作成するサービスを提供していますのでご検討ください。 

WordPressとは?

オープンソース

WordPressの目的について
WordPressのライセンスについて
  • WordPressは、誰でも(ITの知識がなくても)簡単にホームページが作れることを目的にしています。そのため、必要最低限の機能で、使いやすさを追求しており、誰もが、インターネットで自由の活動ができるようになっています。
  • WordPressは、オープンソースでライセンスは完全フリーなソフトウェアです。WordPress自体は個人利用しても、商用利用しても、いくつ利用しても、一切費用はかかりません。そのため、自力でホームページを作成すればほとんど費用が発生しません。
    • このライセンスの形態を一般公衆ライセンス(GPLv2)といいます。
  • 開発団体では2003年以来、公開された計画に従って機能開発をしています。さらに、セキュリティ上の脆弱性の対応も常に行っており、いつでも最新のバージョンに更新できます。そのため、機能、品質、セキュリティ面で非常に安定しています。
  • 2019年5月時点でアクセスの多い1000万のホームページのうち、30%以上でWordPressが利用されています。多く利用されているということは、信頼性、経済性、安全性に優れているということです。また、多く利用されているので有償・無償のサポートサービスが多くあります。

ホームページを立ち上げるためのプラットフォーム

WordPressによるホームページの構成
レンタルサーバ設定時点のホームページの構成
  • WordPressはホームページを作るためのソフトウェアです。ホームページを作るにはWordPressとWEBサーバー環境が必要となります。しかし、WEBサーバ環境はレンタルサーバを利用すると、すでに準備されているものが多くあります。そのため、皆さんはWordPressの設定だけでホームページが作れます。最近のレンタルサーバではWordPressの導入もできているサービスがありますのでレンタルサーバの設定を完了すればホームページとして利用できるようになっています。
  • WordPressはテーマというソフトを組み込むことで、いろいろなデザインが実現できます。着せ替え人形の服の様なものがテーマです。テーマは、数千以上の中から選択できます。2021年では『Twenty Twenty-One』というテーマがデフォルトで設定されています。
  • ホームページには、いろいろな機能が必要となりますが、WordPressではプラグインという外部ソフトウェアで簡単に機能が追加できます。プラグインは数万種類が準備され、必要なものを選択できます。
  • WordPressを使えば、テーマとプラグインを組み合わせて、プログラミングすることなく高機能で高品質なホームページを作成できます。

コンテンツ(ページ)を編集したり管理するソフトウェア?

WordPressはコンテンツを編集管理する
  • ホームページにおけるコンテンツとは、画面に表示する中身のことです。つまり、ページということになります。ですから、ブログ用のホームページであればブログであったり、他のページもすべてコンテンツです。WordPressは、もともとブログ用のホームページを作るソフトウェアでした。プログのようなコンテンツを編集・管理する機能が中心でした。そのため、WordPressはContents Management System(CMS)と定義している文献も多くあります。
  • WordPressの開発理念は、簡単に良質なコンテンツを作ることを最優先にしていますのでコンテンツを編集・管理する機能は充実しています。
  • WordPressは、利用者がITの専門知識がなくても、すぐにホームページを作成し、コンテンツの作成に専念してもらうことを目指しています。そのため、CMSの機能が中心になるので、WordPressをCMSと定義しています。
  • しかし、WordPressをCMSとしてみると、いろいろなホームページを立ち上げることを目的とした場合には、理解が不十分です。WordPressはいろいろなホームページを立ち上げるためのプラットフォームととらえ、テーマ、プラグイン、インフラも含めて考えることが重要です。
  • WordPress、テーマ、プラグイン、およびインフラストラクチャを体系的にとらえてホームページをどのように作るかを理解することが大変重要です。

ホームページの作成手順

一般的なホームページ作成手順

一戸建ての建設とホームページの作成
  • ホームページも製造物なので、一戸建ての家を建てるのと同じ段取りで作成します。まず、家を建てる場合『1.自分が住みたい家のイメージ』を考えます。次に、『2.土地の準備』をした上で『3.設計と建築』です。ただし、『設計と建築』は、価格などいろいろな制約が発生しますので『住みたい家のイメージ』と『現実の家』のギャップを妥協しながら最終的に『現実の家』が出来上がります。最後に『4.引越しとメンテナンス』です。
  • ホームページの場合も『1.自分が利用したいホームページのイメージ』を考えます。次に、ホームページというソフトウェアを動かすためのハードウェアである『2.インフラの準備』をした上で、ホームページというソフトウェアの『設計と開発』を行います。ホームページの場合も、問題になるのは『イメージ』と『現実』のギャップです。お金と時間が潤沢にあれば、自分のイメージに近いものが作成できますが、実際は妥協しながら開発します。最後に『4.リリースと運用』になります。リリースするとインターネット上に公開されます。誰でも見える状態になります。最悪のトラブルを避けるため、バックアップを定期的に取ったり、セキュリティ対策のためソフトを常に最新版に更新します。

WordPressでホームページを作成する手順

  • 家であれば住んだ経験がありますので、イメージを持ちやすいのですが、ホームページを持ったことがない人はイメージをなかなか持ちにくかったり、現実離れしたイメージを持ってしまいます。
  • そこで、一戸建ても建売住宅を買うという方法があります。あらかじめ、家は出来上がっており、内装や外装の一部を好みに合わせて変更できる一戸建ての立て方です。
  • WordPressでホームページを作成する場合は建売住宅と同じように、すでに、ホームページとして基本機能が備わっています。自分のイメージを反映させるのは、設定を変えたり、プラグインを追加して機能を追加したりしてたりしてホームページを作成します。
  • WordPressを利用することで、利用しない場合に比べ、作成は大変簡単になります。
  • WordPressでホームページを作成する場合、『1.ホームページのイメージ』は不要で、『1.利用目的を決める。(ブログ、ショッピング、レストラン)』だけです。『2.インフラ準備』もレンタルサーバ会社がWordPpress用のインフラとWordPressを提供しますので、設定だけです。プログラミングはありませんので設計と開発はいりません。利用目的に合ったプラグインを入れて『3.各種設定(WordPress、テーマ、プラグインの設定)』するだけです。運用のプラグインを利用することで『4.リリースと運用』も簡単です。
  • WordPressでホームページを作る場合、品質やセキュリティはWordPress、利用するテーマとプラグインに依存します。利用実績の多いテーマやプラグインを利用すれば、品質とセキュリティレベルは十分なレベルとなります。
  • デザインや見栄えもある程度変更可能です。デザインは利用する画像に影響を受けますので、デザインにマッチした画像を利用することで、見栄えは大きく改善します。
  • 機能追加も簡単です。使っているうちに機能を追加する場合はプラグインを追加して設定すれば可能です。ブログ用ホームページをサロン用ホームページやショッピング用ホームページに機能追加で発展させることも可能です。

ホームページを自作する際の問題点

WordPressでブログ用のホームページを作る場合、どの程度のITの知識が必要なのだろうか?

WordPressでブログ用のホームページを作ったり、コンテンツを作成する場合は、パソコンを利用しますので、パソコンが利用できれば問題ありません。インターネットを見るだけ、メールだけで利用、文章を作成しているだけ、・・・、などのパソコン利用の経験があれば、問題ありません。『インフラ準備』や『各種設定』はレンタルサーバ会社やソフトウェア開発者が決めた固有の操作になりますので、ITの知識があってもできず、操作手順を知る必要があります。これらの操作手順をこのブログシリーズで説明します。

WordPressでブログ用のホームページを作る場合、やはり、費用が掛かるのではないだろうか?

パソコンが使えることが条件として、必須の費用はドメインの登録料とレンタルサーバ代となります。価格的はピンキリになりますが、常識的にはドメイン登録代は1000円未満、レンタルサーバ代は月額1000円前後が目安かと思います。このブログにより、自力でホームページが作成できれば、他には費用は掛かりません。

WordPressでホームページを作る場合、自力ではできないのではないか?

自力で作成する場合、いろいろトラブルが発生する可能性が高いのも事実です。それは、パソコン、レンタルサーバなどの環境の違いで、まったく同じ操作ができないためです。この【WordPress講座】シリーズの手順に従って進めていて、トラブルが発生した場合は、メールにてお問い合わせください。その他、別の手順でトラブルが発生した場合は、グーグルなどで調べて自力で対応していく必要があります。このトラブル対応にはITの知識が必要になる場合があります。

Sanageyam .comでは、うまくホームページが作れない、または、作る自信がないい人のために、利用目的に合ったWordpressで作成したホームページのひながたベースにトレーニングしながらホームページを立ち上げ支援をするサービスを提供しています。(費用は、ブログ用ホームページで約36,000円です。)

まとめ

  • インターネットの出現により新しい世界が出現しました。この世界では個人で趣味やビジネスなどの活動が自由で平等に行えます。大きな特徴は地域や時間に関係なく、また、非常に小さいコストで多くの人とアクセスできるということです。
  • 最近ではITの知識がなくても個人でホームページを作れるサービスがいろいろ出てきました。WordPressを利用すれば、簡単にホームページが自作できます。
  • WordPressは、完全なオープンソースなのでどのように利用しても費用は発生しません。数万種類のプラグインを利用することでいろいろな機能追加も可能です。自分のやりたいことができるホームページが作成できます。
  • WordPressでホームページを作成する手順は『1.どんなホームページを作りたいかを決める』『2.インフラ準備(レンタルサーバの設定)』を行い、『3.WordPress、テーマ、プラグインの設定』です。プログラミングは不要で高品質でセキュリティのしっかりしたホームページが作成できます。『4.リリースと運用』も容易です。これらの手順は、決められた操作が必要です。このブログシリーズではこれらの操作手順について説明していきます。
  • 最初の一歩は自分のホームページを作成することです。そうすれば、ネットの世界で新たなチャレンジが可能となります。

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