【配送料の設定】
はじめに
- ショッピングサイトでは、販売する商品やサービスによって利用する機能が変わります。そのため、WordPressとWooCommerceで作成するショッピングサイトでは、多くの機能が含まれます。また、プラグインを利用すると、さらに多くの機能が利用できます。
- そこで、ショッピングサイトを自作する場合、必要となる機能の設定方法を理解していくことが、重要となります。このブログシリーズでは、いろいろなショッピングサイトの機能について紹介していきます。
- 今回は、配送料の設定方法について説明します。 配送料は商品のサイズ・重さ、送り先、商品の販売数によって異なります。顧客が購入した商品に合わせて、適切な価格が設定できることが重要となります。
事前準備
- 配送料を設定するには、利用する宅配業者の運賃表を基に、販売する商品に当てはまる価格を割り出します。
- 価格の割り出しは、サイズ、重さ、配送場所、商品の数を考慮して決めます。
- 表1にサンプル運賃表を示します。この表では、愛知から配送することを前提に、以下の想定としています。
配送料の設定手順
設定手順は2つのパターンについて説明します。
1.プラグインを利用せず、WooCommerceの標準機能を利用するパターン
2.プラグイン『Flexible Shipping』を利用するパターン
- プラグイン『Flexible Shipping』のインストールと有効化
- 配送料の設定(北海道、沖縄、それ以外で設定。 設定はFlexible Shippingを選択)
- 配送方法の設定
- 重量ごとに配送料を設定する。 (2-2000g、2001-20000g)
- 無償版では配送クラスが使えないので大皿で配送料を分けることはできない。有償版では配送クラスが利用可能。
プラグイン『Flexible Shipping』の概要
- 機能
- 配送料の設定を重量、トータル費用によって可変に設定できる。
- 配送クラスを利用して、商品ごとに異なる配送料を設定できる。(有償版)
- 開発元
- octolize社(ポーランド)
- WooCommerce用のプラグイン開発、システム開発サービスを行っている。
- 特徴
- WordPressの最新バージョンに対応しており利用者も10万以上で信頼性の高いプラグインである。
- 利用者の評価も5星。
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